名も無き市民の会は「労働、経済、外交、安保」政策などに取り組む民間有志のシンクタンク型市民団体です。

WHOテドロス事務局長の辞任とWHO の改革を要求する 外交安全保障部会声明

令和2年4月20日

名も無き市民の会外交安全保障部会
名も無き市民の会外交安全保障部会部長 藤田尚真

 我々、名も無き市民の会・外交安全保障部会は WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長の辞任と WHO の改革を要求する。

 新型コロナウイルス(COVID-19)の世界規模のパンデミックを予防するような立場であった WHO ならびにその事務局長であるテドロス・アダノム氏は中共の武漢でのパンデミック発生時に世界中に強力な警告を発しなければならなかった。それにも関わらず警告はせず、さらに「人の移動制限すらしなくてよい」という誤った発言をした。その結果、世界規模のパンデミックが発生し、15 万人以上の死者が出てしまった。これは中共に阿ったと言われても否定できず、国際機関としての公平性を逸脱したと言ってもよい。

 また、台湾から「人から人への感染」の疑われることを 12 月に報告していたが、WHOは無視した。様々な情報から世界規模のパンデミックの警告を発すべき立場でありながら、WHO に加盟しておらず、中共への異常な配慮の結果の無視であり、許されないことである。

 インターネット上の署名サイト「change.org」でも100万人以上の方が辞任を求めており、またアメリカのトランプ大統領からも国際機関の事務局長としてふさわしくないとして、支出金を停止した。つまり、国際機関としての信頼を著しく失墜してしまったのである。

 以上より、公共衛生としての WHO の信頼回復のため、テドロス事務局長の辞任と抜本的な改革を要求する声明とする。

(以上)

外交安全保障部会声明002

https://www.nanashikai.org/wp-content/uploads/2020/04/外交安全保障部会声明002.pdf