名も無き市民の会は「労働、経済、外交、安保」政策などに取り組む民間有志のシンクタンク型市民団体です。

政策

名無し会の政策を詳しく紹介していくページです。

新世紀ニューディール政策

名も無き市民の会は 「新世紀ニューディール政策」 推進を宣言します。
2018年12月31日


 私たち市民団体「名も無き市民の会(以下、名無し会)」は、2018年夏の総会において、多くの経済政策提言に関する表明を取りまとめました。それらは、「科学技術省創設による科学技術振興政策」「国防予算大幅アップの必要性」「宇宙太陽光発電の国家事業化」「AI社会の推進」、「トランスヒューマニズム社会の推進」「高専教育に重点をおく教育制度改革」等々、国家の根本にかかわる大きな政策表明が並びます。


 いずれも、日本の国家百年の計を見据えての提言であると同時に、現在の日本を覆う「失われた20年(30年とも)」を取り戻す為の国家的な経済政策提言です。
 わたしたち名無し会では、会の経済政策上の方向性と、これら表明政策のもつ「意味合い」により明瞭な輪郭を与える為に、名無し会の表明する経済・社会政策を総称する形で「新世紀ニューディール政策」という呼称を与えることにいたしました。


 ニューディール政策とは、米国大統領フランクリン・ルーズベルトが世界大恐慌の影響下で混迷する米国経済を救う為に施策した巨大公共事業を中心とする経済政策をさす呼称です。日本ではこの二十年以上におよぶデフレ傾向や低成長の果てに、世界的な経済地位を失い、多くの国民が低賃金労働を強いられている状況であり、かつてのように、成人した国民が結婚して家庭を持つなどの当たり前の行為すら、もはや「一部の上級市民の証」となってしまいました。新たな子供たちが生まれないというこの事態は、国家の再生産が事実上止まったことを意味し、この状況が続くことはいわば国家存亡の危機です。ここまで事態が悪化しては、ニューディール政策のように国家的意思を持って事態の打開をはかるしか、もはや手が無い状況だと私たちは考えます。


 ニューディール型の経済政策は、その政策が時代状況とニーズを上手に掬い取りさえすれば、驚くほど国家経済を好転させるものです。そしてこの経済政策の成功の鍵は、国が目指す方向性を施策の中に強くこめることであると、私たちは感じています。名無し会が用意した諸政策はその点を大いに意識しており、「この経済政策で、日本がどのような国家に変わることを志向しているのか」を誰にも感じ取っていただけるものと思います。現実的な税制や労働、福祉に関する改革はもちろん、軌道エレベーター建設や宇宙太陽光発電施設の建設など巨大な宇宙開発事業や、高専教育を基本とする教育改革などは、停滞する日本の空気を大きく変えてくれるはずです。


 弱体化する一方の日本には、これだけの国家事業に臨む時間はそれほど残されていないかもしれません。私たち名無し会は、一刻も早い「新世紀ニューディール政策」実現に向けて、これからも精力的に活動する次第です。一層のご支持・ご支援のほどよろしくお願いいたします。


2018年12月31日 名も無き市民の会一同

「新世紀ニューディール政策」が名無し会では2019年現在計画されています。

その0 ニューディールよ復活せよ!
その1 財務省を解体せよ!
その2 派遣法を再改正せよ!
その3 国家公務員給与を大改革せよ!
その4 高専中心の高等教育を!

詳しくは、新世紀ニューディール創刊号に掲載されております!